ネクタイ


 
2021年2月に東京都八王子市織物工業組合が発表したネクタイのデザインコンクールで、初めて応募した筆者の孫のデザインが「大賞」(文部科学大臣賞)を獲得し、地元選出の萩生田代議士(当時、文部科学大臣)から賞状並びに副賞として10万円を頂くという一幕があった。大臣はその翌日国会の予算委員会に大賞のネクタイを締めて出席し、大いに喧伝してくれたと彼のブログにある。

 その後東京オリンピック開催に際して八王子市が米国および台湾の選手団のホストタウンを引き受けたため、日本郵便(株)が記念のフレーム切手を発行する運びになって今回の「番外編」へとつながった。
 
  ご覧の通り切手の図柄は米国・台湾並びに八王子市の風物を紹介しているが、八王子市の紹介にあたり、最近の大きな話題としてネクタイが採り上げられ、孫の大賞受賞のデザインがにわかに脚光を浴びたという訳である。因みに八王子市は古くから織物業が盛んで、1956年には国内ネクタイ生産量の6割を占めていた。(現在は山梨県に次ぐ第二位)

 この話、音楽切手となんの関係もないが、番外編としてお許しねがいたい。



 
    
     
   

(今流れている曲は中島みゆきの『糸』です)