ディズニー



   クラシック音楽とアニメを融合するディズニーの初の試み「ファンタジア」は1940年に公開された。
 ディズニーがストコフスキーに、「魔法使いの弟子」の曲を使ってミッキーに主演させる映画の計画を話したところ、ディズニー漫画の熱心なファンであるストコフスキーはその音楽の指揮を自分にやらせて欲しいと申し出た。更に彼はバッハの「トッカータとフーガ」も加えるよう提案して容れられた。
 公開当時映画評論家は「ファンタジア」の想像力豊かな斬新さを高く評価したが、クラシック音楽の評論家は軽侮の眼差しを向けたと伝えられる。日本では戦後封切られ、クラシックファンを大いに魅了した。




ウォルト・ディズニー

レオポルド・ストコフスキー

「魔法使いの弟子」に扮したミッキー





切手は巨匠ストコフスキーと握手する小さな弟子ミッキー
      
 台紙は「トッカータとフーガ・ニ短調」を演奏する巨匠とバイオリニストたち

(グレナダ)

                           
                      


デュカース作曲「魔法使いの

弟子」を演ずるミッキーの下書き
 
1940年封切り時の映画ポスター

                      
      
                


サイケ調ポスター
(1969年)

デジタル化の際のポスター
(1982年)

デジタル・ステレオ化の
際のポスター(1985年)


[以上6枚はいずれもモンゴル発行]



 

 ディズニー漫画のキャラクターの面々が奏でる交響樂は果たして一陣の爽やかな風をもたらしてくれるかどうか。



名指揮者ミッキー颯爽と登壇

クララベルの迷演に乗せられて



ドラム担当はドナルド

ドナルドのドラムはトラブル続き

   


グーフィーの演奏は調子っぱずれ

グーフィー ホルンでは名演奏



音も弦も外れてしまったクララベル

コントラバスを弾くクララ・クラック
            
                

ミッキー緊張の一瞬




[以上9枚の切手はセント・ヴィンセントの発行]



ミッキーマウスと木琴

ミッキーとバイオリン

グーフィーとバグパイプ


     


 ミニーとサキソフォン

グーフィーとアコーデオンなど




ホレース・デールとホルン

ヒューイ・デューイ・ルイ

ドナルド・ヒューイとピアノ
とコントラバス


        
         

    




 [以上9枚の切手はドミニカ発行]

             


              


(今流れている曲はディズニーの『It's a Small World』です)