標題音楽


 ベルリオーズの代表作「幻想交響曲」は音楽と文学的テーマを関連づけた「標題音楽」を確立し、このジャンルはやがてロマン派の管弦楽曲を支配するまでになる。同時代のリスト[交響詩]、ワーグナー[楽劇]、後世のリムスキー・コルサコフ[標題音楽的交響曲]などに多大の影響を与え、近代管弦楽のパイオニアと称えられる。彼は作曲家であると同時に理論家であり文筆家でもあった。






 生誕200年記念 (ルーマニア)
 
生誕200年記念 (ベルギー)

生誕200年記念 (モナコ)



生誕200年記念 (ギニア・ビサウ)


 「レクイエム」初演150年記念 (モナコ)

胸像 (モナコ)



リスト (オーストリア)

 ワーグナー (パナマ)

リムスキー・コルサコフ (ロシア)



彼が42才のときの作品オラトリオ「ファウストの劫罰」はゲーテの「ファウスト」第一部に拠るもので、18年の歳月をかけて完成を見た。 以下は切手に描かれた主な場面である。
 

ラコツキー行進曲

ファウストとメフィストフェレス
            

                            

 
アウエルバッハの酒場

空気の精の踊り


妖精の踊り

ファウストとマルグリット


エルベ河畔の森と牧場

地獄への騎行



天国




       

(今流れている曲はベルリオーズ作曲『幻想交響曲』です)